第十三回:2021年04月14日(水、11:00~相談会+昼休み)実施「劇アカさんを連れてきた。」第6回@初ゼミweek!(ゲスト:岡田晃枝先生)

最終更新: 5月13日

参加人数:12名

6回目の「劇アカさんを連れてきた」を開催。初ゼミの抽選締め切り直前のタイミングということで,ゲストとして初年次ゼミナール文科のサポートを担当されている岡田晃枝先生をお招きした。


主な会話内容

先生の自己紹介

・所属は大学院総合文化研究科の国際関係論コース。教養教育高度化機構の初年次教育部門を兼務。

・初年次ゼミナール文科運営委員会に所属(初ゼミ文科は毎年60以上開講される)

・全体統括や運営,方針決定を担う教員グループの一員

・初ゼミ文科のガイダンスはもう1人の先生と2人で担当しているので、文科の一年生は顔を見ているかも

・国際関係論は、世界全体を見る学問。先生が今やっている研究は、比較政治学のほうに寄っていて、政治体制の比較などをしている

・対象は中央アジアの国々


Q:中央アジアに興味を持ったきっかけ

A:学部時代にはロシアについて学んでおり、そこから安全保障について。

ロシア語ができたということもあり、ソ連の国が独立して数年経った修士の頃に、先生から中央アジア(1991年までソ連)に誘われた。

現地の環境や商売の現場を調べて日本との繋がりをつくりたいという銀行企業の要請だったのだが,通訳の人を雇おうとすると高いので、大学生院生に依頼が来た。

そのときは修士に進学したばかりで,もともと関心のあったモスクワじゃないしなーと思って迷ったが、この機会に行くことに。

観光資源もみるために,ウズベキスタンの首都サマルカンドに。


Q:実際に行ってみると……

A:結構面白かった。あれほど泥臭い国がなんで楽しいんだろうと思うくらい面白く,ロシア語が通じても,ロシアとは違うというところに惹かれた。そして,気がつくと中央アジアの研究者となっていた。

現地に行くことって人生を変えるんだなという経験から、東大では国際研修などの授業を作っている。


Q:現地の雑貨をご用意してくださったとのことで,ぜひ拝見したいです

A:小物系のきれいなものや民族衣装は大学の研究室に置いてきてしまってるからあまりないですが…

ラクダのミルク:トルクメニスタンは7割が砂漠(*サウジアラビアのような一面砂の砂漠ではない)。ラクダのミルクは健康にいいとのことで飲む人が多いが処理の方法によっては臭くて飲めない…。

ピラフ(プロフ):羊の肉とにんじんで米を炊く

ラグマン:肉うどんみたいな

ヤクザラーメン:パッケージの「作り方」はロシア語・カザフ語・日本語で。それなりにちゃんとした日本語で書いてあるので,留学した人文章を考えたのかな?


外務省がレシピを紹介しています !

https://www.central-asian-cuisine.com


Q:中央アジアについて,地理的なイメージがないのですが…

A:ソ連だった影響が大きく,ロシア語を使える人が大半で,民族は多様。トルコ・イラン・ロシア・中国など,大国に挟まれており,それらの国々からの影響を受けながら,バランスを取って支援を受けている。また,中央アジアの五カ国はまとめられがちなので仲がいいかと言えば違う(東アジアと一緒)。

街の雰囲気はトルコに似ていて,おしゃれな服はトルコに買い出しに行くこともある。また,ロシア・アメリカ的なものから日本の百均まであり,いろんなものが見れる。

宗教的には世俗的な国・地域で,全員が敬虔なイスラム教徒であるというわけではなく,繁華街の人の多くは宗教的意匠や戒律に準じてはいない。このように寛容なところはあるが、信教をちゃんと持っている人も。


R:ジョージアの駐日大使館のツイッター投稿がバズっていましたよね

A:元ジョルジア(グルジア)とジョージア州が一緒くたにされていて,報道の時紛らわしい。カルトヴェリという自称や旧称ゲオルギアという呼び方もある。同時に,アゼルバイジャンとアルメニアも一緒に知ってほしい。

そして,向こうが日本に友好的な姿勢をとってくれている今,情報を収集するといいかも。ジョージアのページもあるし,今はかなり安全(コロナ後にね笑)。ワインも果物も美味しくミネラルウォーターがそのまま飲める,きれいないいところです。 


Q:初ゼミweekということで,これから初ゼミを受ける新入生に、メッセージをお願いします

A:抽選登録は済ませましたか?どこに決まったとしても大学の授業を楽しむというスタンスで受けてほしい。

世界史というジャンルと歴史学は違うし政治学も違う。

学問と科目って何が違うんだろうと考えながら楽しんで授業を受けつつ、学術的技量を絶対に身につけるぞって気概を。そして,課題をこなすだけでなく、もっと食らいついて、授業にも課題にもなんの意味があるのかを考えながら受けるといい。


Q:学生にオススメの書籍を教えてください

A:〈賄賂〉のある暮らし: 市場経済化後のカザフスタン

賄賂が生活の一部になっている社会はどのようなところなのか。色々な人に、色々な場面の賄賂の実態を聞いている


最後は記念撮影。岡田先生のご提案で「ハート」にチャレンジしました!






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